PiwigoというOSSをWebサーバーにアップロードして写真アルバムとして使っています。
写真だけでなく動画もあるので、Piwigoで管理できたらなぁと思っていたところ、VideoJSというプラグインでできるようです。
簡単に設定できてアップロードもできたのですが、結論から言いますと使い勝手があまり良くないという理由で動画はYouTubeに任せることにしました。
ただ、動画を保管しておくだけなら有用だと思います。今回はその設定方法の覚え書きです。
とはいってもほとんどこちらのサイトに載っていることしか紹介しませんのであしからず。
プラグインVideoJSのインストール
ダッシュボードのプラグインページへアクセスします。
「piwigo-videojs」で検索したら出てきます。追加ボタンでインストールします。
インストール後、プラグインの一覧へ戻って有効化してください。
config.inc.phpの作成
ただ、これだけではアップロード可能にはなりません。
エディタでconfig.inc.phpというファイルを作成します。中身は下記のコードをコピペします。
<?php
$conf['upload_form_all_types'] = true;
$conf['file_ext'] = array('jpg','JPG','jpeg','JPEG','png','PNG','gif','GIF','mpg','zip','avi','mp3','ogg','mov','MOV');
$conf['show_exif'] = true;
$conf['show_exif_fields'] = array(
'Make',
'Model',
'ExifVersion',
'Software',
'DateTimeOriginal',
'FNumber',
'ExposureBiasValue',
'FILE;FileSize',
'ExposureTime',
'Flash',
'ISOSpeedRatings',
'FocalLength',
'FocalLengthIn35mmFilm',
'WhiteBalance',
'ExposureMode',
'MeteringMode',
'ExposureProgram',
'LightSource',
'Contrast',
'Saturation',
'Sharpness',
'bitrate',
'channel',
'date_creation',
'display_aspect_ratio',
'duration',
'filesize',
'format',
'formatprofile',
'codecid',
'frame_rate',
'latitude',
'longitude',
'make',
'model',
'playtime_seconds',
'sampling_rate',
'type',
'resolution',
'rotation',
);
?>
作成できたら、FTPソフトを使用してPiwigoの入っているディレクトリへアクセスし、「local/config/」の下にアップロードします。
これで動画ファイルもアップロード可能になりました。
動画ファイルはmp4形式にする必要あり
試しに5つほど動画ファイルをアップロードしてみます。
mp4とmov形式を混ぜてみました。普通にアップロードはできました。
しかし、mov形式は認識されませんでした。アップロードはできるけど動画は再生できません。
参考サイトでは拡張子をmp4に変えるだけでOKだそうで、実際に変えるだけでアップロードできました。普通に動画再生ソフトでも再生できました。
動画ファイルはアルバムに入れても表示されず、最近の投稿かタグからでないと一覧に表示されません。「動画」などといったタグをつけておくと便利です。
こんな感じで再生できました。
運用をあきらめた理由
ここまで設定はできましたが、不便だと思った点がいくつかあり運用をあきらめました。
- サムネイルが表示されない
- 容量が大きくストレージと通信を圧迫する
容量は運用でなんとかできるのですが、サムネイルが表示されないのは結構痛い。
やはり動画はYouTubeが正義か……、というわけでYouTubeで運用することにします。
サムネイルが設定できて、ストレージや通信に余裕ができたらPiwigoでの運用に切り替えようと思います。
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